長年聞きなれたはずの父の声なのに…

私の母が数年前にオレオレ詐偽の被害に合いました。当時父は電車通勤をしていたのですが、夕方ごろ自宅に「鉄道警察です。」と名乗る男の人から電話がありました。内容は私の父が妊婦さんに痴漢をしてしまい、相手の方は妊娠中で大事にしたくないから示談にしたいとのことで、その示談金を振り込むように指示されました。

振り込め詐欺でATM操作する女性何人かのグループだったようで、「旦那さんに替わります。」と言われ、父役の人が電話を替わり「すまん。」と一言だけ伝えられたそうです。父と母は結婚して30年近く経っていて、毎日のように電話で父の声を聞いていたはずなのに、焦ってパニックになっている母には不思議とその声が父のものに聞こえたのだそうです。

詐偽グループからの電話を切った後に、父の携帯に電話をしてみると電話は繋がらず母は本当に鉄道警察に捕まってしまったのだと信じてしまいました。後から父に聞いた話によると、その間ずっと知らない電話番号から電話がかかってきていて母の電話には全く気づかなかったそうです。これも詐偽グループの手口だったのだと思うと、とても巧妙な手口でびっくりしました。

その後母は郵便局に行きお金を振り込もうとしたのですが、手が震えてしまい上手く機械の操作できなくて焦っているところを不審に思った郵便局員の方が話しかけてくれたことで冷静になり詐欺だと気づいたそうです。郵便局員の方がおかしいと思ってくれなければ、母はお金を振り込んでしまっていました。

詐欺にあったというより正確にはあいそうになったというのが正しいですが、まさか自分の家庭にオレオレ詐偽の電話がくるなんてとびっくりし大騒ぎしたのでとても記憶に残っています。今では笑い話ですが、あのとき振り込まないで本当によかったと思います。

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